19.1.2) テキサスホールデム

テキサスホールデムはポーカーの中で一番人気があります。このタイプのポーカーはルールが単純なわりにポーカーの中で最も多くの技を駆使できる点が最大の魅力です。

テキサスホールデムの遊び方

1. 一人のプレーヤーが親となります。親の位置は ボタンと呼ばれていて、ハンドが提出されるたびに時計回りに動いていきます。一部のカジノやトランプルームにおいては親はゲームには参加しませんが、このポーカーにおいては親もゲームに参加します。
2. 親の左隣2人のプレーヤーをそれぞれスモールブラインドとビッグブラインドと呼びます。 この２人はトランプのカードを配る前に強制ベットと呼ばれる賭けをしなければなりません。
3. 各プレーヤーは親から二枚のカードを裏の状態でもらいます。この2枚のカードのことをホールカードと呼びます。
4. 賭け（ベット）の第一ラウンドはビッグブラインドの左隣のプレーヤーより始まり時計回りに親（ディーラー）のところまで回ってきます。
5. 賭け（ベット）の第一ラウンド（プリプロップ）が終了すると三枚の共通カードがカードが表の状態でテーブルに置かれます。このことをフロップと呼びます。
6. 第2ラウンドの賭け（フロップベットラウンド）はボタンの左に座っているプレーヤーから開始します。賭け（ベット）は再び時計回りで行われます。
7. 第2ラウンドの賭け（フロップベットラウウウンド）が終了すると親（ディーラー）は四番目の共通カードをカードの表を出してテーブルの上に置きます。このカードのことをターンと呼びます。
8. 第3ラウンドの賭けは残りのプレーヤーのうちでボタンの左に座っている最初のプレーヤーから始まります。このラウンドも時計回りに進行し、この番で2回の賭け（ベット）が行われます。
9. 第3ラウンドが終了すると5番目の共通カードが配られますがこのカードのことをリバーと呼びます。
10. 賭けの第4ラウンドは残ったプレーヤの中で親（ディーラー）の左から一番目の人から開始し、時計回りに進行します。.

ゲームの勝者の決め方

各プレーヤーは7枚の持ちカード（共通カード5枚、ホールカード2枚）のうち最良の5枚のカードの組み合わせを選びます。そのうちホールカードは2枚、1枚、なしのいずれでもかまいません。以下組み合わせのうちランクの高いものから順番に紹介します。

1. ロイヤルフラッシュ (同一のスート（マーク）のA-K-Q-J-10)
2. ストレートフラッシュ (同じスート（マーク）の連続した5つの数字のカード例えば 9-8-7-6-5)
3. フォーカード (例えば K-K-K-K-9)
4. フルハウス (例えば A-A-A-7-7)
5. フラッシュ (同一のスート（マーク）5枚、例えば K-J-8-7-5)
6. ストレート (例えば K-Q-J-10-9)
7. スリーカード(例えば A-A-A-9-2)
8. ツーペア (例えば K-K-9-9-8)
9. ワンペア (例えば Q-Q-9-4-2)
10. ハイカード（上記の組み合わせのないカード例えば K-J-7-3-2)